- テレアポ辞めたいけど決心がつかない
- 会社を辞めたいけど辞めていいのか?
- こんな理由で会社を辞めていいのか?
私も2年前にこういった悩みにぶち当たりました。
いくら仕事内容がテレアポであれ、ちゃんとした正社員採用だったのでとにかく悩みます。
- お金が心配
- 世間の目が気になる
など様々な悩みが出てきますよね。
私自身そういった悩みも通った上で、退職することを決心しました。
テレアポの会社を辞めたくて悩んでいる方はもちろん、今の会社を辞めようか悩んでいる方に「私が会社を辞めた10の理由」をシェアします。
テレアポを辞めたい理由1:仕事内容が毎日一緒だから
毎日出社して、朝礼を受けて、19時までずっと電話、電話、電話。
とにかく1日中電話をして過ごす日々。
いくら仕事とはいえ、電話が苦手な人だと割とストレスなんですよね。しかも知らない人にいきなり電話をかけるという行動。
電話内容も一切変わらず、用意されている台本を暗記して、それを毎日200件、300件かけ続けるだけの毎日。
「私は東京にまで出てきて、電話がしたかったのか?」と思ってしまいました。
好きなことをして少々のお金を稼ぐか、仕事内容はどうであれ高額のお金を稼ぐか、
あなたはどちらに惹かれますか?
テレアポを辞めたい理由2:拘束時間が長い
朝8時には出勤し、20時半に退社する日々。
実際の勤務時間は9時から19時なんですが、他の時間は電話のためにトークの練習をしたり、電話先のリストを用意したり。
とにかく電話でアポを取るための生活をしていました。勤務時間外労働は強制ではないですが、その労働時間がないと、勤務時間内にアポがとれないんですよね。
先輩も朝早く来て遅く帰っていたので、やらなくては!と。
そうすると朝家を出るのは7時過ぎで、帰宅も21時過ぎ。
土曜も出勤の会社だったので、自由な時間が本当になかったです。
テレアポを辞めたい理由3:電話で怒られるのが怖い
私が退職した一番の理由はこれです。
テレアポは想像以上に怒られました・・・笑
というのも、私の会社が電話をかけていたのが建設業会社の社長だったので、すごい偏見ですが「漢!」って感じの方ばかりにかけていて。
若い女から電話営業がかかってきたらそりゃイラつく方も多いですよね、かけていた私だって「そりゃ怒るよな~」と思いながらかけていたわけなので。
いくら仕事といえど、電話越しといえど、怒られるってやっぱ怖いです。
私自身、今までどんな行動も”怒られないために行動しよう”というテーマで生きてきたタイプなので、わざわざ怒られる仕事しなくても、怒られない仕事もあるだろう、と思いました。
テレアポを辞めたい理由4:結果が出せないストレス
半年間毎日電話を200件以上かけ続けて、契約までたどり着いたのが2件だったか3件だったかそれぐらいでした。
もちろん自分のトーク力の問題があるのも十分承知ですが。
契約までたどり着いても、例えばお客さんが過去に借金をしていて審判会社に通らなかった場合、契約は無しになります。
「これって私に関係なくない?」って思ってしまいまして。
半分実力で半分運だな・・・と思ってから、結果が出せないことも「しょうがないわ」と呆れたまま仕事をしていました。
と同時に、他の人はたくさん契約結べているのに自分は契約までたどり着いても、お客さんの過去のせいで契約にたどり着かない日々。
テレアポを辞めたい理由5:オフィスで座り続けるのが嫌
ずっとパソコンを眺めて電話をする毎日を過ごしていると「なんで東京に来てまでこんなことをしているんだ?」と思うようになりました。
テレアポがしたいなら家でも出来るし、地元でもどこでも出来るのに。
私が東京に来た意味はなんだっけ?となるわけです。
せっかく東京に大金を払って引っ越して、学生を終わらせ何でも出来る人生がスタートしたのに、私は毎日オフィスで座り続けるのか?という疑問。
「働き始めると出会いなんてないよ~」っていうけど、本当にその現実を実感しました。
そりゃ毎日パソコンを眺めているだけじゃ出会いなんてないです。
社内も20人未満の人達と毎日過ごすものの、向き合うのはパソコンで話し相手は電話先のどこかの社長さん。
テレアポを辞めたい理由6:バイトでも出来ると思った
「テレアポってバイトでも出来るよな」と思いました。
”テレアポ”という仕事がしたいなら、正社員として働いた方が保険も入れるし稼げるしメリットしかないです。
ただ、特に”テレアポ”がしたいわけでもないのに、あえて続ける必要はないと。
もし退職した後、またやっぱりテレアポがしたいと思えばバイトでも出来るわけで。
テレアポを辞めたい理由7:毎日が楽しくなかった
せっかく自由にやりたいことをやる第一歩として上京したのに、平日が全然楽しく感じませんでした。
唯一平日で楽しかった瞬間は、仕事終わりに同期とマックで愚痴ること。
毎日生きていく上で一番楽しい瞬間が”愚痴ること”なんて、どれだけしょうもない人生を送っているのか。
同期は本当に大好きだしどんな話でも盛り上がったけど、結局いちばん楽しかったのは会社について話すこと。
今考えるとあの時の自分が本当に可愛そうになってくる。
テレアポを辞めたい理由8:このまま何年も電話をする人生を考えた
元々数年で退職するつもりで入社しましたが、これから数年テレアポをしていて成長できる未来が見えませんでした。
たしかにトーク力や営業力は身につくかもしれませんが、その他のところで成長する未来が見えません。
このまま電話をする毎日を過ごすより、他にもっと成長できるやりたい仕事はたくさんあると思ったのです。
何かに悩んで結果が分からない場合は、単純に自分が得するか損するかで決めるぐらいが丁度良いです。
私の中で20歳で毎日テレアポをする生活は損だと感じました。
テレアポを辞めたい理由9:詐欺っぽい感じが否めない
トークの言い回しが、詐欺っぽく感じてしまって納得してテレアポを出来ませんでした。
最近話題になっていた脱毛サロン問題。
詳しい内容は知りませんが、「○○円で出来る!」と書かれているのに結局はもっと大金がかかる・・・みたいな感じでしたよね。
それと同じで、私の会社も「初期費用はいらないです!(今後はお金かかるけど)」的な。
日本語の意味は全然間違ったことを言ってはないんですが、裏がある言い方。
たしかにそれが”営業という仕事”と言われるとそうなんですが、私はどうしてもだましているようにしか感じられませんでした。
テレアポを辞めたい理由10:自分の仕事を誇りに思えない
上記の”詐欺っぽい感じが否めない”という理由があり
「人をだまして自分の給料のために契約をもぎとる仕事をやっているのか、私は。」
と感じるようになりました。
自分が自信を持って働けないってこんなに窮屈なことなんだ、と学びました。
テレアポで電話先に怒られるのは、相手が迷惑と思っているから怒ってくる、
自分のトークで費用要らないつもりで契約したお客さんも今後200万円を払う運命・・・
このように考えてしまったときに、自分の仕事内容に一切誇りが持てなかったんです。
そして、私が働いたことで誰かの得になっているのか?と考えたときに誰の得にもなってないと思いました。
”自分が生きていくために必要なお金”のためにしか働いている理由がない、と思うとこの会社で働く必要はないと決心がつきました。
まとめ
以上、私がテレアポの会社を辞めた10の理由です。
ぶっちゃけもっとたくさんの理由を答えようと思えば、もっと出てきます。
ですが一旦、10個で・・・
- 仕事内容が毎日一緒だから
- 拘束時間が長い
- 電話で怒られるのが怖い
- 結果が出せないストレス
- オフィスで座り続けるのが嫌
- バイトでも出来ると思った
- 毎日が楽しくなかった
- このまま何年も電話をする人生を考えた
- 詐欺っぽい感じが否めない
- 自分の仕事を誇りに思えない
「新卒で入社した会社は少なくても3年働け」などの色んな言葉がありますが、嫌なのに続ける3年間の方がもったいないです。
たしかに「何となくこの仕事嫌だな~」「やりたいことないけど転職してみようかな~」ぐらいの緩い気持ちなら、とりあえず今の会社で働いた方がおすすめかもしれません。
ただいちばんしんどいのは”自分の仕事を誇りに思えないまま働くこと”です。
私は自分の給料のためだけに働くことがとてもしんどかったです。給料+誰かの感謝が欲しい。
贅沢かもしれませんがそう思いました。
仕事って結局誰かのために働いていて、そこに感謝代でお金がついてくるわけなんです。
それが感じれなくなったときのしんどさはすごいです。
自分が退職したい理由をしっかり考えて、まずは行動してみましょう!