あまり堂々と言いたくはないけれど、世間一般的に見ると私は「ミニマリストです!」何だと思う。(というよりは「趣味、断捨離です!」の結果である、はず。)
こういった生活に慣れすぎて、自分がミニマリストというジャンルに分類されるかいまいちピンときていないけれど、(家がモノで散乱しとるってどういうこと!?)(その財布のレシートたちは整理せんのん!?)(画面いっぱいのアプリの数すご!?把握しとん?!)(いらんメール消さずに溜める派なんか!)とかいう思考がよく働くから、きっと人よりはミニマリスト寄り、だとは思う。
人の話を聞くと、確かに私の家にはどちらかというとモノが少ない気がする(実際に確認してないから知らんけど)。何がある?と聞かれると何も無い。
と、まあ私の話は関係ないんだけど前置き。最近『ふやすミニマリスト』という本を読んだ。

ざっくりまとめると、この本の著者である藤岡みなみさんが、持ち物0の状態から1日1つ必要なものを増やしていく生活を100日間続けてみて、どんなものが集まるか、どんなことを感じるか、が書かれてある。▶noteはこちら
今までミニマリストの方が書かれた本、断捨離の本、片付けの本、大量に読んできたけれど、個人的にはいちばん面白くて楽しかった。
1日目に敷布団、2日目に歯ブラシときて、スマホは24日目。これ、実際にやってみないとわからないし、人によって必要なものって全然違うから、参考になった、というより楽しかった。
ということで、この生活は正直私には出来ん。
ので、出来んけど、100個だけで生活をするとしたら私は何が必要だろう、と考えてみることにした。
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持ち物100個選抜メンバー

私がこの100個を考える上でのルールは、
- 仕事で最低限必要なものは数に入れない(下着、最低限の私服、黒い靴下、とか)
- 調味料・食料は持っているものとする(著者の方は調味料も数に入れていた)
- 一気に100個もらえることとするので、特に順番は関係ない
- 関係ないけどほしいと思った順に書くので最初のほうが重要ではある
にしてみた。結果はこうだ。
- iPhone
- 寝具一式(まとめてすまん)
- 手帳
- SARASA 0.4 黒
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- 化粧水
- OSAJI リップバーム
- マグカップ
- タオル
- GU部屋着上下
- ティファール
- 机
- 椅子
- 充電器
- シャンプー・リンス
- 目薬(マイティア最強クール)
- デスクライト
- ドライヤー
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- イヤフォン
- 洗濯用洗剤
- 電子レンジ
- スニーカー(絶対Reebok)
- トイレットペーパー
- 箸
- 炊飯器
- 茶碗
- おわん
- 皿(プレート)
- 包丁
- 持ち手変更できる鍋セット(ずるい)
- 木べら
- おたま
- 食器用洗剤
- まな板
- キッチンスポンジ
- スプーン・フォーク
- ドリッパー
- コーヒーフィルター
- BBクリーム
- アイシャドウ
- ヘアアイロン
- ティッシュペーパー
- アナログ時計
- メガネ・コンタクトセット
- くし
- 顔パック(CICA)
- 顔用保湿クリーム
- クレンジングオイル
- リュックサック
- クッション
- しゃもじ
- ハンドソープ
- 水筒
- 掃除用ウエットシート
- ウタマロ
- キッチンペーパー
- 下敷き
- フリクション0.4
- 生理用ナプキン
- PC・マウス
- 手帳用シール(大量)
- ヒプマイリングライト
- ハンガー
- 関数電卓
- トートバッグ
- 中国語テキスト・参考書
- グラス
- トイレ掃除セット
- 洗顔料
- ボディクリーム
- カミソリ
- 顔用カミソリ
- 爪切り
- 洗顔泡立て器?
- ヘアオイル
- はさみ
- ヒートテック・タイツ
- モバイルバッテリー
- エコバッグ
- 色ペンたち
- 修正テープ
- サングラス(JINS)
- 全身鏡
ボディクリーム(2個目やん)- 部屋用靴下
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 綿棒
- コンバット・ゴキジェット
- 定規
- 財布
- 丼
- 付箋
- 折り畳み傘
- 自由帳
- ハイライト
- アイライナー
- タッパ
ちょこちょこせこいところがあるのは目をつぶって……。セットとかペアにして1つにしているものたち(´・ω・`)
正直80個過ぎたあたりから全然欲しいものが出てこなくなり、必死で部屋中を歩き回りいつも使っているモノたちを探した。100個なんて一瞬かと思っていたけど、結構100個もモノに囲まれていたら生活できるらしい。しかもボディクリーム2回出てきてるから、実質99個でしたわ。
ちなみに、なんとなく人と違いそうなところは太字にしてみた。
持ち物100個、考えて気づいたこと
自分の持ち物を全部書き出したら100個になった感
断捨離が趣味な私にとって、正直なところ「うわ〜〜必要なもの120個もある、20個何捨てよう」と新しく捨てられるものが出てきてほしいまであった。()
が、実際100個もなかった。けど余裕があることに気づいて、生活するうえで必要ではないけど、あったら嬉しいであろうものたちまでいれることができた。最後のハイライトとアイライナーなんて。
生活用品以外だと、文房具が多め

藤岡みなみさんの100アイテムの中で、「これ絶対私には必要ないけど、この方は必要なんだな、面白いな」と思ったものがいくつかある。まず、100個しか選べない中で本が数冊あったのは面白かった。あと土偶とかボドゲ、など。
私の100アイテムの場合、自分を客観的に見て人と違いそうだなと思うのは圧倒的文房具の数々だと思う。必要ない人はボールペンですらいらないんじゃないかな。
私は手帳とサラサ(ボールペン、0.4に限る)さえあれば、全然暇が潰せるし、ないと生きていけない。本当は最初のiPhoneはもう少し下でもいいけど、バイトのシフトとか、交通系ICを考えると一番になった。けど、無職で何も考えないとしたら手帳がいちばんかもしれない。
私は”断捨離大好き教”と”手帳があればどんな悩みも解決教”という宗教に入っているので(会員はどちらも私だけ)文房具は必須アイテムでした。
ちなみに関数電卓は高専入学前に買わされる電卓で、というと、もう使い始めて10年とかになるのか。(こわい)社会人になると関数電卓の大半の機能は一切使わないけど、家計簿の計算はスマホの計算機ではなく関数電卓が便利でずっと愛用している。

んだけど、最近iPhoneの電卓がどんどんアップデートされていて、私の関数電卓の強みが薄れつつある……頼む、まだまだ誇りに思いたいからこれ以上アップデートしないでくれ……!
趣味によって変わるだろうな感
私の趣味やら休みの日の過ごし方は、手帳を書く、本を読む、中国語の勉強をする、最近だとヒプマイの映画に行く、その他外出。となると必要なものは以下のみ。
- 文房具一式
- ヒプマイリングライト
- 中国語テキスト・参考書
これさえあれば、楽しく過ごせているらしい。本は基本的に図書館で揃えているので。趣味の部分がいちばん人それぞれになるんだろうな。
年齢・悩みによって変わる体に使うもの
目が悪いので、メガネ・コンタクトは必須です。視力が良いとこんなものはいらないんだろう、羨ましい。
中学生の頃の私だと、アイプチで必死に二重にしていたので、なんなら一番必要なものはiPhoneより手帳よりアイプチだった。高専時代だとニキビが酷くて絶対にファンデーションとコンシーラーが一番だった。どちらも年を重ねるにつれ、二重が完成したりニキビも前より収まってきたり。いや、でも体の悩みは生活用品よりも必要だな。
花粉症とかだとマスクとか薬が入ってきたりしそう。
持ち物100個で生活するなら何を選ぶか考えてみた
というわけで、『ふやすミニマリスト』を読んで実際に自分に必要な100個のアイテムを考えてみた。楽しかった……
この本の中に”何もない部屋で過ごすと1時間が4時間ぐらいに感じる”とあるんだけど、本当にそれ。大人になるにつれて、時間の進むペースが早まってるように感じるんだけど、本当に必要なものだけに囲まれて、大好きなものだけで生活すると、時間ができる感がすごくある。
というわけで、一応今日は「私も100個考えてみた!」って話ではあったんだけど、部屋のモノ多いかもって感じていたら減らすのめちゃくちゃいいよ!っておすすめして締めます。
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