新成人のみなさま、おめでとうございます!!!
これからは今までとはレベルが違うめちゃくちゃ楽しすぎる最高な日々が待ってます!よ!
自由だ~~~~!!!
ハタチなんてすごい大人だと思ってたけど、実際になってみるとハタチなんてまだまだ子供で、気付けば22歳になりましたがそれでもまだ子供だなぁと思います。
成人となると、そろそろ就活生になる方が増えてくる時期ではないでしょうか。
私は高専で学生生活を送っていたので、大学生の方たちよりも2年ほど早く就活をしました。それはそれはめんどくさいというかストレスが溜まるというか。
別にこれといって行きたいところも無いのにどうやって就活すればいいんだ!と悩みながら就活しようとしてました。
ただ、実際就活を終えてみて言えることがあります。
私は高専生の中でいちばん適当に就活をした自信があるわ。。と。
今日の記事はぜひ就活について少しでも悩んでいる人がいたら読んでほしい。「こんな適当なやつもいるんだ」って気持ちが軽くなるはず。
高専生の就活は大学生と違う
高専生と大学生では、少し就活の価値観というか挑み具合が違うような気がします。
高専生の就活
そもそも高専に入学する人って「就職率が高いから」で入学する人がほとんどです。中学生で将来の仕事のことを考えるというなんて大人な判断。
そして大体高専4年生(大学1年生の年)ぐらいからインターンシップや説明会に行きはじめ、遅くても高専5年生(大学2年生の年)の9月ごろには基本クラスの9割ぐらいは就職先が決まっている状態。
就職先も、高専にたくさんの求人が来るのでそこから選んで面接を受けるイメージ。求人が来る会社は工業系の大手の会社が多め。推薦が出せるので、半数以上の人は推薦で面接を受けた1社のみで就職先が決まる。
マイナビのサイトで詳しく書いてあったので気になる方はチェック!
なので大学生みたいに何社も説明聞いて何社にもエントリー送って、のようなことをする人はほぼいなくて、1社落ちたら次の1社・・・的な。
これが一般的な高専生の就活。
が、私は一般的な高専生ではなく、そもそも「就職率が高い」っていうことをそこまで理解せずに入学してきた者で「パソコンつつけたらかっこいいから」というまあ適当な理由で高専生5年間やってたやつです。
てか14歳で就職率とか考えてた同級生の人たちほんと尊敬するわ!どうやって育ったら14歳で就職率気にする子供になるん?!
就活の時のマイルール
高専生の私にとってめちゃくちゃ大きな問題が1点。それは
”工業系の仕事には死んでも就きたくない”。
はい、終了~~。高専生の意味終了~~~~(‘ω’)
もうね、1年間ぐらい高専で勉強したらわかるよ、私には工業系向いてないと。全然楽しくないんだ、勉強が。ストレスでストレスで本当苦しかった。もう理解が出来んもん。
インターネットの話とか詳しく解説されても、「え?サーバーとかそういうのあるのわかったけど何で無線でインターネットという空間が繋がるん?は?」です。目で見てわかるもんじゃないってムズイな。
話し戻して、となると高専に来る求人は全部工業系の仕事になってくる。ので私は高専生のメリットを一切生かさず、自らマイナビやらリクナビやらで仕事を探すことにしました。
私が就活をするにあたって決めてたルールがあって、
- 行きたい職種はとりあえず見てみる
- 就活中に出会った人の話聞きまくる
- 旅行楽しむ
③とか「は?」ですよね。ひとりでする国内旅行が好きすぎたので、旅行行くついでに就活してたイメージ。
まあ適当に生きるのが私のモットーなので。
私の就職活動スケジュール
さて、おまちかね。私の適当すぎる就活の半年間の様子をご紹介します。
まずざっと大まかな流れをまとめました。
高専4年生夏 関西電力インターンシップ
職業に関しては全然興味ありませんでしたが、単位をゲットするために1週間参加してきました。
高専4年生冬 高専生のための企業セミナー
もしかしたら工業系の仕事でもやりたい仕事があるかもしれない!ということで参加。
高専5年直前春休み 一週間説明会巡り
東京と大阪で気になる会社の説明会を受けまくりました。
高専5年生4月 SPI勉強・面接練習
久しぶりに本気で勉強した期間
高専5年生4月 2社のみ面接
絞った2社に面接へ。東京へ行ってきました。
高専5年生5月 就活終了
無事1社のみ内定を頂いたので迷わず決定。
簡単にまとめるとこんな感じ。ここからは詳しくどんな会社を受けたのか、どんなことをしたのかをまとめたので気になる方はぜひ。
インターンで30mの電柱に登る女
高専生あるあるで、高専4年の夏は基本的に1週間~2週間のインターンシップに参加するっていう行事がありまして。
「工業系で働きたくないのになんで行ったの?」って?
単位が欲しかったからです。
それだけ。学力が追い付いてなさすぎて単位を落としまくり進級も危うい底辺ラインで生きていたので、インターンさえ参加すれば勉強しなくても単位がもらえる!なんて素敵なイベント!
あと大阪のホテルで1週間生活できるなんて楽しそう!ということでいざ参加したら、めちゃくちゃ楽しかった。他の学校の高専生と関わる機会なんてそうないので、いろんな高専生と話したりご飯に行ったり。
業務内容を体験できたことよりも、みんなに出会えたことが楽しすぎて行ってよかったなぁと思いました。
とはいえ参加したコースがすごくて、作業着着て30mの電柱に登ったり地下にもぐったりマンホール持ち上げたり。もうね、30mの恐怖知らんでしょ?やばいよ、あんなに心臓バクバクしながら何かをしたこと初めて。
高いところなんて余裕だわ~って登ったら・・・・なめてました。ここでは働けん。
リュックひとつで家無し生活したい夢見る高専生は私だ。
良いかんじの時期になってきたので、将来自分がどういう仕事をしたいか、どういう生活をしたいかってことをよく考えるようになりました。
とりあえず最低条件として
- 上京したいので東京の会社
- 人と関わる仕事
- 2年で辞める予定
この3つだけは決めてました。
個人的に継続を大切にする派ではなく、いろんな経験をして生きていきたい派なので2年ぐらい経ったら他の仕事をするスタンスで探してました。
そのスタンスがあったからこそ、心に余裕があり逆に適当すぎる就活をしてしまったのはめちゃくちゃあります。
当時のメモが出てきたのでお披露目。
うん、少なくとも高専生ではないな。とりあえずどっかのテーマパークで働きたそう。
青春18切符で旅行しながら就活してた
色んな会社へ説明会に行ったり面接に行くために、1週間大阪やら東京やらをぐるぐる巡ってました。
巡るために必要なもの”青春18切符”♪
いろんなゲストハウスを巡れて楽しい1週間でした。
琵琶湖に行ったり、
東京タワー登ったり、
よしもとで笑ったり、
朝ドラのセット見に行ったり。
ちなみにこの時行った説明会は5社。ディズニーのアトラクションメンテナンスをしてる会社、ホームページの営業会社、テレビ関係、旅行会社の営業、NHKの5社です。
関連記事:【やばい】青春18きっぷを使って女一人で岡山・東京間往復してみた!実際やってみた感想!
NHKに関しては当時朝ドラにドはまりしすぎて”朝ドラ制作に立ち会ったら先の話わかる!”という浅はかな理由。
色々悩んだ結果、ディズニーのメンテナンスの会社とホームページの営業会社にとりあえず絞りました。
このジャンルがバラバラの5社から選ぶのもどうかと思うけどな。普通は同じジャンル何個か見るべき。まぁ2年で辞めるから何でもよかったんですよね。
ただ2年で辞めるってのは消極的な意味ではなく、2年間はめちゃくちゃ頑張って満足したタイミングで辞めたい!っていうポジティブな理由でした!(結果も出さずに退職したけど(‘ω’)ノ)
人生初のディズニーの裏側へ潜入♡
ディズニーのメンテナンス会社に関しては、募集の条件に”情報工学科”が無かったのにも関わらず受けに行きました。というか「受けてもいいですか?」で頼んで行きました。
初めて入るディズニーの裏側。もうニヤケが止まらない。見学に来れただけで幸せでした。
面接はめちゃくちゃ手ごたえあって、すっごくいい感じに喋れた!と思ったけど普通に落ちました。
「あなたはすごく喋れるし笑顔が素敵だから表向きだと思う。話を聞いた限りいろんなことをどんどん挑戦したいタイプだから、メンテナンス作業はたぶんすぐ飽きちゃうと思う。他の仕事をした方がいいよ」
褒められたけど、まあ・・・このときは嬉しくないよね、だって落ちたもん(笑)
今考えるとメンテナンス作業向いてないことぐらいわかるし、いろんなことしたかったし、面接官の言う通りです。正解だったかな。
”ディズニー”というところだけで決めてしまってた感ある。
大学生とのレベルの差を実感
適当にいろんな会社の説明会に行くたびに、絶対に近くに座った人たちと会話しまくるように心がけてたんだけど、
レべち!!!!!wwwww
は?大学生ってこんな頑張ってんの?!高専生ぬるううううう&ゆるうううう
って思ったよね。
私がまだ2社目ぐらいの説明会の時に隣に座ってた男の子(大学4年なんだから年上。男の子ではない。)、すでに50社目の説明会で20社エントリーシート出したと。
これはこの人がすごいんか?それともみんなこんななのか?
その事実に衝撃を受けてその人のこと「最強!!」って思ったので説明会後にスタバで永遠に就活について話聞く会開いてもらった。これはインタビューして知識得るしかない!
こういう経験って”新卒の就活生”のときならではだから良い思い出。
毎回説明会行くたびに隣に座った人ご飯とか誘ってたんだけど、まじでおすすめ。その人が受けた業界の話とか、就活で気を付けてることとか超学べた!まあそれよりもその人の地元聞いておすすめの観光スポット聞く目当てではあった。
どこでもよかったので内定貰ったとこで確定
旅行なり新たな出会いなり、就活という名の遊び期間をしっかり楽しんだのでお金は尽きました。毎回バスで東京往復してるからそりゃバイト代だけじゃきつい。
高専に来てる求人は交通費とか出してくれるんだけど、なんせ自分で探して適当にほっつき歩いてるので交通費なんて出ないわな~~~。
最終的にディズニーじゃない方のホームページの営業会社から内定をもらったので、もうそこでいいや!頑張るし!ってことで確定。
そのときまだ5月1日で、まだまだゆっくり就活できる時間あったけど、もうめんどくさいしとにかくお金がなかったしいっか、で終了。
その後結局仕事内容合わずに病んで退職するわけなんだけど、仕事内容ちゃんと理解しきらず就活してた自分が悪いのは知ってる。
が!別に後悔はしてないし良い経験になったので結果オーライ。同期のみんなに会えたことが最高すぎて行ってよかったとしか思わない結果ではある。同期最高。
関連記事:正社員辞めてよかったこと50個。まだやりたくない仕事続けるの?正社員からフリーターになりました。
高専生の就活は人それぞれ
いやっ、でも別に適当に就活してOK!!って言いたかったんじゃないよ!?ここだけは勘違いしないでほしい。
私は適当にしてしまったけど結果毎日楽しいし、今となっては最高の職業に出会えてるから別にそんなに深く考えずに気楽にやってみてもいいかもしれんよ~悩みすぎるなよ~!
って言いたいぐらい!(笑)
そりゃもちろん就活は出来ることなら本気でやるのがおすすめ。いや、出来ることならとかの話じゃないな。てかそれが普通。普通は嫌でも本気でするもんか。
私は嫌なことには手を付けない主義なので(最低)。
就活経験者として一つだけアドバイスするとしたら、難しいかもだけど「周りの友達のことは気にせずに就活してね」ってことだと思います。
私の場合、5月とかになるとどんどん周りが大企業から内定をもらい始めてすごく焦ってて、謎に「遅く決まったら恥ずかしい」みたいな勝手な気持ちがあり。
それもあって5月の時点で心の余裕を持たせるために会社を決めてしまった部分もめちゃくちゃあります。適当とか言いつつ実際結構焦ってた。
自分の人生だし周りは関係ないので、自分だけをみること。まあ難しいんだけどね~~~( ;∀;)
私が最初の会社退職して、次の仕事何にしようって考えたときって、学生じゃないから見てるのは自分しかいなかったんですよ。
そのときは本当に周りを気にしなくていいから「本気で自分がしたい仕事をゆっくり見つけよう」って自分とだけ会話しながら次の職を決めたわけです。
焦らず将来を決めれるのってすごく色々考えれて、このときに「あ~学生時代は周りを気にしすぎてたなぁ」と実感しました。
まぁ最悪の話、行った会社がブラックすぎたり合わな過ぎたら転職すればいいし、死なないし大丈夫!
自分にあった就活の仕方で将来を楽しんでください。自分がやりたいことを自分で探せるなんてなんて楽しい期間!
にしても、もうちょい真剣に就活すべきだったかもな・・・。